赤レンズ豆を使った南インドのダルカレーです。本来はチャナダルを使いますが煮るのに時間がかかるので火が通りやすい赤レンズ豆を使い、最小限のスパイスで本場南インドのダルに近づけた簡単シンプルレシピです。
今日は南インド風ダルを紹介します。
本場ではチャナダルを使うのですが、下茹でで30分程かかるので私はいつも浸水がいらずすぐに火が通る赤レンズ豆を使っています。慣れると30分程で作れるので思い立った時にぱぱっとダルが作れますよ。
南インドのケララ州で食べられているダルを再現した自信作なのでぜひお試しください!
まずは材料を紹介します
カレー本体のメイン材料です。トマト、玉ねぎ、グリーンチリ、にんにく、赤レンズ豆、ターメリック。
テンパリング用のスパイスです。上からココナッツオイル、カレーリーフ、クミンシード、マスタードシード。これを加えると一気に本場感が出る少数精鋭のスパイスたちです。
作り方
トマトは適当にざく切り、玉ねぎはスライス、チリとにんにくはみじん切りにする。
レンズ豆は2回程水ですすいでから水切りし鍋に入れる。ひたひたよりも少し多めに水を入れ、塩一つまみ加えアルデンテ位の固さまで煮る。
レンズ豆を煮ている間にベース用のテンパリング。
玉ねぎを足し飴色になるまで炒める。焦がさない事。
トマトを加えさらに炒める。
にんにくを入れにんにくの香りが立つまで炒める。
ゆでた赤レンズ豆をゆで汁ごといれる。
ターメリックを入れ、レンズ豆が好みの固さになるまでコトコト煮る。水気が飛び過ぎたら水を足しゆるさを調整する。
味の決め手、テンパリング
インドスパイスの多くは熱とオイルで炒める事で香りと風味がぐっと引き立ちます。そしてスパイスは長時間煮こむと香りが飛んでしまう物も多いです。そこで最後にもう一度テンパリングしたスパイスを入れる事でインパクトのあるダルに仕上げる事ができます。
熱したフライパンにココナッツオイルを入れ熱し、マスタード、クミンシードを入れる。
木べらで軽く混ぜ1,2分炒める。
カレーリーフも入れさらに1,2分炒める。かなりパチパチするので注意。
テンパリングしたスパイスをオイルごとレンズ豆の鍋に足し混ぜる。塩気を調整する。
できあがり
お好みで刻んだコリアンダーやチャツネ、ピクル等を添えてどうぞ。バスマティライスがおすすめですがチャパティやロティもいけます。
本場南インド風ダルカレー(赤レンズ豆カレー)
Ingredients
テンパリング1
- 2 小さじ ◎ココナッツオイル
- 1/2 小さじ ◎マスタードシード
- 10 枚位 ◎カレーリーフ
テンパリング2
- 1 大さじ ★ココナッツオイル
- 1 小さじ ★マスタードシード
- 1 小さじ ★クミンシード
- 10 枚位 ★カレーリーフ
野菜
- 1 カップ 赤レンズ豆
- 2.5 カップ 水
- 1/2 小さじ ターメリックパウダー
- 1 個 玉ねぎ(中~大)) 薄めにスライスしておく
- 1 個 トマト 適当な角切り
- 2 かけ にんにく みじん切り
- 1 本 グリーンチリ(唐辛子でも) スライス
- 1 小さじ ピンクソルト(塩)
Instructions
下準備
- レンズ豆は水で2回程水ですすいでから水切りし、鍋に入れ水を入れておく。
- 他の野菜は材料通りに切っておく。
作り方
- レンズ豆は沸騰するまで強火、沸騰したらふつふつする位の中火でアルデンテにゆで火を止める。(大体15分前後)
- 豆を煮ている間に同時進行で野菜を炒めはじめる。
- 熱したフライパンに◎ココナツオイルを入れ、◎のマスタードシード、カレーリーフを入れ2分炒める。
- 玉ねぎを足し飴色になるまで炒める。焦がさない事。
- トマトを足し、端が少し崩れるくらいまで炒める。(ここまで強火のまま)
- にんにく、チリを入れにんにくの香りが立つまで3分位炒める。
- ゆでておいた赤レンズ豆をゆで汁ごと炒めた玉ねぎの鍋にいれる。
- ターメリックを入れ、レンズ豆が好みの固さになるまでコトコト煮る。水気が飛び過ぎたら水を足しゆるさを調整する。
- 熱したフライパンに★ココナッツオイルを入れ熱し、★マスタード、★クミンシードを入れ1,2分炒める。カレーリーフも入れさらに1,2分炒める。
- テンパリングしたスパイスをオイルごとレンズ豆の鍋に足し混ぜる。塩気、辛みを調整する。